不動産を購入して贈与-千代田区神田の税理士　相続贈与の相談

不動産を購入して贈与

土地や建物は、相続や贈与の評価額は時価の8割くらいになります。

なので、現金を贈与するよりも不動産を贈与したほうが評価額は低くなります。
贈与税を低くおさえたい場合に使います。
子供や孫に賃貸不動産を購入し贈与、そうすれば評価額は6割程度に下がります。
そうすれば贈与税も6割になるということです。

しかし、不動産を贈与する場合は注意が必要です。
それは賃貸不動産を購入してすぐに贈与すると、贈与直前の現金の価格で贈与税が課税されることがあります。
税務署からすると、賃貸不動産を購入するための現金の贈与なので、現金の価値で評価となります。

これは法律には記載されておらず、国税不服審判などの裁判のような場所で決定されてしまいます。
法律に書いてないからって油断してはだめですよ。

対策としては、賃貸不動産を購入します。
そして不動産賃貸業を1年~2年くらい行います。

その後、贈与・・・
そうすれば、賃貸不動産を贈与したとできます。賃貸不動産を贈与するための現金とはなりませんので、評価額が低い状態で贈与となるので、贈与税は恐ろしく低くなります。

上記の方法だと、相続財産を減らすだけではなく、贈与した相手の財産を増やすことができます。
自分で賃貸不動産を保有していれば自分の財産が増えて相続税も増えるので、現在賃貸不動産を保有している場合も、贈与は非常に有効ですよ。

千代田区神田の税理士事務所　佐藤修治税務会計事務所

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