経理の重要性-千代田区神田の税理士　会社設立

経理の重要性

経理をしっかりしているのとしていないのでは何が違うのか

取引先、従業員、銀行などの関係者の信用の度合いが大きく違います！

これにつきますが、例えば…

①入出金の管理
　売上というのはお金を回収して初めて売上となり、契約をしたとか、商品を出荷しただけで終了ではなく回収が大事。
　入金の管理がいい加減だと会社がつぶれる可能性が高いです。
　また、入金があったのかなかったのか？支払いはすんだのか？そんな状態では債権・債務がどれだけあるのかという確認を取引先から連絡が来た時に説明できなくなり、いい加減な会社と思われます。
　今後の取引に影響が出る可能性が高いです。

②従業員の管理
　従業員関係の書類…たくさんありますが、その一部について
　(1)履歴書・雇用契約書・労働者名簿など外部に提出する可能性のある書類もありますし。退職した人間のタイムカードなども、しっかり管理しておかなければ税務署から架空人件費の疑いが持たれます。
　(2)年末調整や源泉徴収票…年末調整は会社の義務で従業員の１年間の税金を計算する作業。これを間違えられると従業員からの信頼がなくなります。また、源泉徴収票は従業員が事故にあった時の証明やローンを組む際などにつかうものなので、いい加減なものを出すとその従業員に対する周りからの信頼もなくなります。
　(3)給与関係…従業員にとって一番大事なのは給料です。給与明細の扱いや、支払いが遅延するなど、従業員にとっては会社を辞めるかの判断基準になることもありますので、特に注意が必要です。

年末調整について

③銀行の扱い
　銀行員は日々の取引を間近で見ることができないため、決算書や試算表などを見て会社の状況を判断します。経理がいい加減なら、それらの提出書類もいい加減であるため、そのような会社が作った決算書は信用できません。

④税務署の印象
　いい加減な経理をしていれば、いい加減な会社だと思われます。
　その場合、調査が厳しくなったり、税務署が作っている会社の履歴表のようなもので悪い評価が書かれ、調査の頻度が上がったり、反面調査が行われる可能性が増えます。
　調査が頻繁に行われると、従業員が会社に対して不安になったり、反面調査により取引先から不審に思われる可能性があります。

⑤会社がつぶれます
　極論ですが、お金が足りなくなってからでは遅いです。ピンチになってからでは、手は打てません。
　日々管理していないと資金不足により会社がつぶれます。お世話になった関係者や従業員に多大な迷惑をかけます。

一度失った信用を取り戻すのは容易ではありません。

会社＝お金を稼ぎ継続する
お金の管理をしっかりする＝継続できるようになる　ということになります。

会計用語辞典
勘定科目仕訳辞典　資産　負債　収益　費用　資本

千代田区神田の税理士事務所　佐藤修治税務会計事務所

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