どういった取引が該当するか
商品やサービスに対する前払。
まだ、商品も仕入れていないし、役務の提供も受けていない状態。
契約の際の手付金としても支払うことがある。
※前払費用と一緒にならないように注意が必要
※買掛金や未払金の逆のものと考えてよい。
仕訳例
(1)商品代金の前払いとして15万円現金にて支出した。
(前払金)150,000 (現金) 150,000
(2)(1)の商品30万円が届き、前払を差し引いた部分を買掛金として来月末に支払うこととした。
(仕入高) 300,000 (買掛金) 150,000
(前払金) 150,000
(3)ホームページの制作依頼をして20万支払い広告宣伝費として処理をしたが、決算時に完成しなかった。
(前払金) 200,000 (広告宣伝費) 200,000
(4)前払金として商品の仕入代金20万円を支払っていが、交渉の結果15万円となり現金にて差額を回収した。
(仕入高) 150,000 (前払金) 200,000
(現金) 50,000
千代田区神田の税理士事務所 佐藤修治税務会計事務所