「LINE」から生じる新市場にチャンス その1
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「LINE」(スマートフォン向け無料通話・チャットアプリ)は、若者だけでなく、最近では中高年層の利用者も増えています。月間アクティブユーザー数は1億7千万人以上、230の国と地域で使用され、今後もさらに伸びていくと予想されています。
そのなか、LINEの関連ビジネスにも、好調な事業が目立つようになりました。その一つが、LINEスタンプ事業です。LINEスタンプとは、キャラクターのイラストに「ありがとう」「了解」「申し訳ございません」などのメッセージが添えられているものをいい、ユーザーは状況に応じて、適したメッセージを選び送信します。
人気の理由は、文字だけのコミュニケーションでは味わえない、イラストの楽しさを皆で共有することが一つとしてあります。くわえ、催促やクレームの文面を送り、相手に不快な印象を与えかねないような場合でも、ユニークなイラストが添えられることで、和んだ雰囲気を醸し出してくれるといった効果があります。
これまで、LINEスタンプには「公式スタンプ」である、LINEが自ら制作しユーザーに販売するもの、あるいは企業が自らオリジナルキャラクターを制作し配信する「スポンサードスタンプ」の2種類しかありませんでした。
躍進のきっかけとなったのは、LINEスタンプを自分で制作、販売できるサイト、「クリエイターズマーケット」です。このサイトは、登録さえすれば素人、プロ問わずだれでもが自由にスタンプを制作して出品できるところに特徴があります。スタンプが売れたら、制作した本人に利益の一部が還元されるというもので、予想を上回る売上を上げています。(つづく)
(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)
千代田区神田の税理士佐藤修治税務会計事務所 会社設立