法人の登記簿謄本の記載事項
般の方の個人の謄本は他人には取ることはできませんが、法務局に行けば法人の登記簿謄本の取得はだれでも可能です。
そして登記簿謄本に記載されるのは基本的に下記のものです。
・資本金
・本店の場所
・公告する方法
・設立年月日
・目的
・発行済株式数
・役員に関する事項(役員の変更履歴や代表者住所)
その他、公告方法や譲渡制限に関する事項などです。
謄本を確認する場合
他人の会社の謄本を取ることはないと思うかもしれませんが何故誰でも謄本を取ることができるのかを考えてください。
その会社が本当に存在するのか?代表取締役は誰か?代表取締役の住所に本当に人が住んでいるのかなどを確認するためです。
初めて取引をする場合は名刺をもらいますが、名刺なんてどうとでも作れます。
会社にとって重要な取引でしたら、謄本を取得して最低限、会社が存在するかくらいは確認すべきです。
また、銀行や大手の取引先から会社の状況を見るために謄本の提出を要求されることがあります。そのために、最初にいい加減に会社を設立すると謄本に影響がでますので専門家と一緒に会社設立するべきでしょう。
千代田区神田の税理士佐藤修治税務会計事務所 会社設立