不動産で節税 マンション
不動産で節税については、別のページでお話ししました通りです。
そして、賃貸用マンションを購入するのであれば、気をつけなければならないことを説明しました。
・投下資本が見込めるかどうか
・納税資金がなくならないかどうか
上記の点を、クリアしたうえで賃貸マンションを購入しようと考えているためのページです。
賃貸用マンション買うなら・・・
賃貸用マンションが節税に良いというのは、「実際の時価」と「相続税や贈与税を計算する上の不動産評価額」が離れている(時価より不動産評価額が低い)ため節税になるというものです。
つまり時価と不動産評価額に開きがあればあるほど得をするということになります。
その場合、何も使用していないマンション(空室)と賃貸用マンションだと賃貸用マンションのほうが不動産評価額が低いため、ただ物件を買うよりも賃貸用マンションのほうがお得ということになるのです。
「時価と不動産評価額が離れている」というキーワードを考えるのであれば、購入するマンションは
低層階よりも高層階のほうが良いです。
一般的に不動産の時価は、低層階よりも高層階のほうがくなります。
しかし、相続税を計算するうえでの相続税評価額は低層階でも高層階でも同じとなります。
よって、高層階の時価のほうが相続税評価額との差額があるということです。
また、良いマンションであれば流動性が高く換金しやすいというメリットがあります。
いざとなったら、売却して資金にできるように、売却可能性が高いマンションを購入するというのもマンションを購入する際に注意したいこととなります。
※※※※流動性の良い物件の特徴※※※※
@最寄駅から5分程度か
A人気エリアか、または今後人気が出そうなエリアか
※新しく駅ができそうなエリアはお得
B物件の管理は適正に行われているか
C建物の防水などのメンテナンス等は計画通り行われているか
Dエレベーター・駐車場の保守が適正化
E耐震に問題ないか
上記の特徴は当たり前のことですよね?あなたがもしマンションを購入するならどこを注意するかを考えて注意してください。
居住用ではなく賃貸用という目で見て購入すると、油断してしまう可能性がありますよね。なので、家族がいる場合は購入する直前に、同伴で見てもらい住むには良いか?と確認してはいかがでしょう。
たくさんの人が住みたい!と思う物件であれば流動性が高いということですからね。
また、暇があれば夜間静かであるか。近隣住民に狙っている物件の評判を聞いてもよいかもしれません。
めんどうかもしれませんが、何千万円の投資となるものですので普段以上に頑張りましょう。
千代田区神田の税理士事務所 佐藤修治税務会計事務所